再生、早送り、巻き戻し、オートシャットオフが出来ています。
録音は短時間ですが、ラジオ、内蔵マイク、外部マイク、外部入力で確認しています。
ヘッドの消磁をおこなっています。
テープスピードは440Hzのテープを再生してオシロで周波数を見ながら調整して有ります。
※調整に使用した機材は校正された物では有りません。
テープスピードを調整する半固定ボリュームが劣化していて調整しにくいので
「計測用ハイグレード品」の多回転ボリュームに変更しました。
効果はバッグンで簡単にスピード調整ができました。
基板裏面に取り付けましたので裏ケースを外すだけで調整が出来ます。
前機でモーターのノイズをキャンセルするダイオードが劣化していましたので予防的に交換して有ります。
電圧調整用半固定ボリュームが劣化していましたので新品に交換して有ります。(画像10左下の青白の部品)
CF-1980で使用されているトランジスターのリード線はハンダ付け性向上のために銀メッキされた物が多用されています。
この銀メッキリード線は経年の変化で例外なく硫化して真っ黒になっています。これが性能低下や故障の原因になっています。
それと同時に銀メッキが析出してバリバリ音やジージー音の原因となっています。
※画像9下は取り外したトランジスターです。硫化や析出を起こしていますが本機に限った事では有りません。
CF-1980はどれもこの様な状態です。
この様なトランジスターは性能をチェックし問題無ければ硫化膜や析出ヶ所を除去し使用しています。
チューナー部は調整によりFM、MW良く受信出来ています。
トランジスターの劣化品は同等品の新品に交換して有ります。
性能に問題無いトランジスターは再利用で硫化膜や銀析出を除去して有ります。
CF-1980はチューナー部にモールド抵抗が使用して有ります。
このモールド抵抗は例外なく抵抗値の増大や割れなどで劣化しています。
この劣化モールド抵抗をP型抵抗に全数交換して有ります。
検波用ダイオード4本を高性能ショットキダイオードに交換して有ります。
前機でセラミックコンデンサーの劣化品が有りましたので予防的に交換して有ります。
アンテナは変形無く伸縮もスムーズです。
動作は、AC100V、乾電池、外部電源、で確認しています。
※AC100Vの場合には使用していなくても、トランス→整流ダイオード→平滑用電解コンデンサまで電源が来ています。
古い機器ですので安全性を考慮して使用しない場合はコンセントを抜くなどして下さい。
電源コードは付属致しません。
ランプ点灯、バッテリーチェックOKです。
乾電池BOXはきれいですがプラス端子部にサビが有りました。
サビ除去で乾電池動作OKです。(画像6左下)
掲載写真は実際の物よりきれいに見えます。
サビやキズや汚れが気になる方や新品の性能を要求される方はご入札をご遠慮ください。
当ラジカセは発売後かなりの年月を経ていますので状態も日々変化しています。
入手までの経緯も分かりませんので隠れた不具合が有るかも知れません。
当方の作業に起因する不具合も含めて保証は有りません。
ノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
新規の方や悪い評価の有る方は当方の判断で入札を削除する場合が有ります。
以上ご理解の上ご入札願います。