全作詞・作曲: 松任谷由実、全編曲: 松任谷正隆。
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タイトル
時間
1.
「SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE」
5:36
2.
「ノーサイド -No Side-[注釈 1]」
4:44
3.
「DOWNTOWN BOY」
4:02
4.
「BLIZZARD」
4:32
5.
「一緒に暮らそう -Let's Move In Together-」
3:30
6.
「破れた恋の繕なおし方教えます -Abracadabra-」
4:38
7.
「午前4時の電話 -A 4am Phone Call-」
4:08
8.
「木枯らしのダイアリー -Diary Read By the Cold Wind-」
5:05
9.
「SHANGRILAをめざせ -Let's Go To the Shangrila-」
4:22
10.
「〜ノーサイド・夏〜空耳のホイッスル -Thought I Heard the Whistle-」
4:21
楽曲解説
SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE(サラーム モンスーン サラーム アフリーク)
アフリカを舞台にした、「箱舟」「砂漠」「海流」などのフレーズが登場する曲。
ノーサイド
タイトルチューンで、文字通りラグビーの試合終了後の感情を歌った歌。1985年富士フイルム・ビデオテープスーパーHG HiFi CMソング。元々は同年麗美に提供した楽曲をセルフカバーしたもの。楽曲の経緯は「ノーサイド」参照。
DOWNTOWN BOY
この曲はビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」の世界を、富裕層の女性の視点から描いたアンサーソングである。1984年富士フイルム・ビデオテープスーパーHG HiFi、1998年三菱自動車工業・トッポBJ、2018年東日本高速道路・東京外環自動車道三郷南IC〜高谷JCT開通のそれぞれCMソングに起用。アルバム発売CMにも使われた。また、1999年に露崎春女がカヴァー。
BLIZZARD
スキーをテーマにした、ユーミンの冬の定番曲のひとつ。1987年映画『私をスキーに連れてって』劇中歌。1996年三菱自動車工業・「Catch The Winter」キャンペーン(観月ありさが出演)、2017年には映画『私をスキーに連れてって』公開とJR東日本発足30周年の記念企画として、同社が展開しているキャンペーン「JR SKISKI」のCMソングにそれぞれ起用された。
一緒に暮らそう
年末の忙しい時期を舞台にしたプロポーズソング。イメージは世田谷の「玉川髙島屋S.Cソニープラザ」(現・プラザ)である。
破れた恋の繕なおし方教えます
黒魔術をモチーフに取り入れたナンバー。曲の内容は、昔の彼とヨリを戻そうとして、あの手この手の魔法を使うというもの。2008年小林幸子がカヴァー。
午前4時の電話
別れた恋人が電話をしてくるという設定の恋愛ソング。
木枯らしのダイアリー
日記をモチーフにした失恋の歌。
SHANGRILAをめざせ
のちに超大型ライブ「ユーミンスペクタクル・シャングリラ」シリーズのテーマソングになることとなる、ユートピア探求を歌った曲。
〜ノーサイド・夏〜空耳のホイッスル
1985年富士フイルム・ビデオテープスーパーHG HiFi CMソング。歌詞の中に「老人」のフレーズが登場、この曲が「青春の日々がどれだけ掛け替えのないものか」を示している。
前述の2013年12月1日の早明戦後のセレモニーで、「ノーサイド」の歌唱に先駆けて「すべてのラグビーOBにささげたい」と話して、本曲の歌詞の朗読を披露している[1]。
参加ミュージシャン
キーボード:松任谷正隆
ドラム:林立夫
ベース:高水健司、Louis Johnson
エレクトリックギター:松原正樹、鳥山雄司
アコースティックギター:瀬戸龍介
パーカッション:斎藤ノブ、浜口茂外也
サキソフォン:Jake H. Conception
トランペット:数原晋
トロンボーン:新井英二
ストリングス:前田ストリングス
ハーモニカ:Tom Morgan
コーラス : 松任谷由実、稲垣潤一、桐ヶ谷仁、桐ヶ谷"Bobby"俊博、白鳥英美子、須藤薫、瀬戸龍介、ハイ・ファイ・セット、A. Denise Mirchell
シンセサイザープログラミング:浦田恵司