<div> グレーベンギターの中でも初期（ナッシュビル工房時代）に作成された１本です。近年は日本で組み立てている個体もあるようですが、こちらはグレーベンさんご本人の作品です。トップは木目の整ったスプルース。オーバーコートされています。サイドバックは希少なハカランダ。指板はマホガニーで人気のバードインレイ仕様。弾きやすいカッタウエイ、薄型ネックが私のお気に入りです。 </div> <div> トップ６弦上あたりにクラックの修理跡とブリッジの修理跡がございます。後者はグレーベンさんが直接リペアを行ったと購入したショップの方がおっしゃっていました。ナットはチェンジ。弦高については写真10でご確認願います。経過年相応の傷みや劣化等はございますが、作成から35年以上を経たことで逆に古美術品のような雰囲気を感じます。 </div> <div> <br> </div> <div> 音については私の感想を書いておきます。音は聞く人により感覚が異なりますので、その点ご了承願います。低音はグレーベンの特徴でもある、ゆっくり、湧き出るような感じの出方です。音色はウオーマー。中音はカラッとしていて伸びがあり、このギターで一番気持ちのよい音域です。高音はツヤのあり、スライド、ハンマリングなどが気持ち良いです。ハカランダと言うと堅い音色のイメージを持つ人が多いと思いますが、この個体はヘンリーボーンなので全体的に温かく、優しい音色が特徴です。どちらかというとストロークより優しいタッチのフィンガリングに向いていると思います。 </div> <div> <br> </div> <div> ビンテージ商品及び高額商品であるがゆえ入札前の現物確認、試演に応じます。ご希望の方は質問欄からお問い合わせください。当方で対応できる範囲に限りますが対応させていただきます。ご相談ください。なお、ご購入後の返品・返金には応じられませんので、不明な点はお問い合わせいただき、納得いただいたうえ入札をお願います。なお、試演のお申し込みをいただいても、オークション終了時点で入札者がいれば、先に入札者いただいた方を優先させていただきますので、あらかじめご了承願います。 </div> <div> <br> </div> <div> ＜その他＞ </div> <div> ・35年以上前のビンテージギターです。細かいことを気にする方は入札をお控えください。 </div> <div> ・ショップで購入した時に付いてきたハードケースをお付けしますが、ギターを長期保管しておくと、ハードケース <br>&nbsp;のほこりがギターに付着してしまう（ギターとケースの相性が悪いようです）ため、落札後、ケースはご自分で用意い <br>&nbsp;ただくことをお勧めします。 </div>