2017年新規リマスター。廃盤名盤ハイブリッドSACD2枚組。 <br>元々紙スリーブにCD収納するタイプのケースですが、紙で擦れて盤面に傷つくのを防ぐため別途プラケースにてディスク保管しています。 <br>発送の際もプラケースにディスク入れておきます。 <br>盤面状態、ケース状態共に良好。 <br> <br>演奏、録音共極めて上等で西部の娘で今後もこれ以上の録音はないだろうなと思わせるだけの名盤です。 <br>ただ、2017年リマスタリングの際録音レベルを下げたようで通常よりボリュームをかなり大きくして聴いていただいた方が良いと思います。 <br>録音レベルを下げたのが何故なのかはブックレットにも記載がないため出品者の推測になりますが、CD1トラック2に1秒程度テープの傷が確認でき、アナログ段階でのテープ修復も、デジタルデータでの音声修復でも上手くいかなかったため、それを目立たないようにするため録音レベルを下げたものではないかと思います。 <br>ただ、その1秒除き全体としては極めて丁寧にマスタリングされており、上記の通り現代録音と比較しても遜色ない極上の音質、演奏です。 <br> <br>西部の娘はプッチーニの曲目の中では有名ではない方ですが、曲の出来が悪いわけではなく、むしろ大傑作です。当時の現代音楽、すなわちドビュッシーの全音音階や十二音音楽を始める前の無調時代のシェーンベルクの影響をそこかしこに聴き取ることがあでき、またそれをロマン主義的ないわゆるプッチーニらしいキャッチーな旋律と上手く折衷させており、プッチーニが挑戦する大作曲家であることを改めて教えてくれる素晴らしい作品です。また昔のハリウッド映画の音楽のような旋律も度々聴かれ、一般での認知度はともかく、ワグナーやドビュッシーよりこの作品の方ががいかに直接に後世の作曲家たちに大きな影響を与えたかは計り知れないです。 <br> <br> <br>2017年最新リマスタリング <br>メータの名盤、プッチーニの『西部の娘』が <br>SACD Hybrid盤でリリース！ <br> <br>SACDハイブリッド盤。メータが1977年に収録したプッチーニの歌劇『西部の娘』がPENTATONEのリマスタリング・シリーズに登場します！ <br>『西部の娘』はゴールド・ラッシュ時代のアメリカ西部の鉱山町に咲いた酒場の女主人ミニーとジョンソン（海賊団の首領で保安官ランスに追われている）の純情を描いた作品で、アメリカ俗謡の旋律やリズムが使われています。ネブレットの美声と全盛期のドミンゴの力強い歌声が印象的で、当時40代のメータが展開する色彩豊かでダイナミックな熱演を聴くことができます。 <br>録音はドイツ・グラモフォンの黄金期を支えた剛腕プロデューサー、ギュンター・ブレーストです。ブレーストはカラヤン、アバド付のプロデューサーとしても有名で、数多くの名盤を残してきました。名演にして名録音である当演奏がポリヒムニア・インターナショナルによる丁寧なリマスタリングでSACD Hybrid盤で聴ける非常に喜ばしい内容と言えましょう。（輸入元情報） <br> <br>【収録情報】 <br>● プッチーニ：歌劇『西部の娘』全曲 <br> <br>キャロル・ネブレット（ミニー／ソプラノ） <br>プラシド・ドミンゴ（ディック・ジョンソン／テノール） <br>シェリル・ミルンズ（ジャック・ランス／バリトン） <br>フランシス・エジャートン（ニック／テノール） <br>ロバート・ロイド（アシュビー／バス） <br>ジョナサン・サマーズ（ソノーラ／バリトン） <br>ジョン・トンプソン（トゥリン／テノール） <br>マルコム・リヴァーズ（シッド／バリトン） <br>トム・マクドネル（ベッロ／バリトン） <br>ポール・クルーク（ハリー／テノール） <br>ロビン・レゲイト（ジョー／テノール） <br>ウィリアム・エルヴィン（ハッピー／バス） <br>マルコム・キング（ラーケンス／バス）、他 <br>コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団＆合唱団 <br>ズービン・メータ（指揮） <br> <br>録音時期：1977年6月 <br>録音場所：ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール <br>録音方式：ステレオ（アナログ／セッション） <br>エグゼクティヴ・プロデューサー：ギュンター・ブレースト、ミハエル・ホーワス <br>レコーディング・プロデューサー：ハンス・ウェーバー <br>バランス・エンジニア：カール＝アウグスト・ネーグラー <br>レコーディング・エンジニア＆エディター：ヨアヒム・ニス <br> <br>DSD remastering 2017 <br>SACD Hybrid <br>CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND