<div> 22×横45.5×扇面高さ17.7㎝ </div> <div> <br> </div> <div> 上段に、一折れにつき、五～六首（人）、中段に二～三首（人）分記してある。 </div> <div> <br> </div> <div> 上段の最初の折れは擦り切れているので良く分からないが、天智天皇を含めて五人分【画像2参照】。 </div> <div> 上段の最後は「100順徳院」【画像4参照】になっている。 </div> <div> が、中段は「15光孝天皇」・・・・・・。 </div> <div> &nbsp;そこで、一人ずつ作者を確認していくと、大まかには昇順に並んでいるが、「15光孝天皇」のように抜けていたり、順番が違っていたりする。とりあえず「順徳天皇」までは書いたけれど、確認したらまだ三十人ばかり記せていない。で、中段に残りを記していった・・・・・？、と言うところかも知れない。 </div> <div> <br> </div> <div> &nbsp;《そういう順番の「百人一首」が存在していたとは考えられない。》 </div> <div> <br> </div> <div> 【末尾&nbsp;画像5参照&nbsp;】に </div> <div> <br> </div> <div> 文化七（1810）年初夏&nbsp;平岩伸安行年六十七歳書 </div> <div> <br> </div> <div> &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 眼鏡不要 </div> <div> とある。わざわざ「眼鏡不要」と記しているところ、「老いてもまだまだ元?気」という書き手の心意気が窺われて、元?気を貰えそう。 </div> <div> <br> </div> <div> 【因みに】「平岩安伸」は見つけられなかった。 </div> <div> <br> </div> <div> <br> </div> <div> ※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。 </div> <div> ※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。 </div> <div> ※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。 </div>