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ご覧いただき、ありがとうございます。
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音響用ケーブルでは細線を撚り合わせた撚り線が一般的で、ほとんどの製品が そのような形態でありますが
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USA のメーカーである オーディオクエストは、古くから それらとは異なる「単線」に拘って参りました。
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単線を用いた音響用ケーブルは、世界広しと云えども、なかなか存在しないのが実際のところでございます。
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それらは一聴して理解できるほどの差異があり、当メーカーにはコアな固定ファンが多数おられることの証左でありましょう。
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当出品物の Type-8 は、片chあたり=4本の単線を用いており、4本それぞれが線径と材質の異なる
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ハイブリッド構成/マルチストランド構造を採用しておりますので、AQ(オーディオクエスト)の真骨頂と云えるでしょう。
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画像のとおり、両端=バナナプラグの仕様でございます。
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1980年に米国で創立した AudioQuest は、オーディオ用ケーブルの専門メーカーとしては
<br>世界最大級の規模を誇り、全世界 60カ国以上でグローバルに展開している、名門ブランドでございます。
<br>当初は家内工業的なガレージメーカーとしてスタートしたわけですが、そのストイックな思想と
<br>主義主張が明確であったことから、ファンからの支持を拡大していったのでございます。
<br>総帥 ビル・ロウ氏が今でも全面的に関与し、自社のアイデンティティーを大切に守り抜いている姿勢は素晴らしいです。
<br>我が国でも旧くから輸入されていましたので、昔から よく知られたメーカーですし、玄人好みで一定の評価はあるものの
<br>世界的な名声と、そのセールス実績からすれば、何故か いまひとつ盛り上がらない不遇のメーカーと感じます。
<br>
<br>音声信号などの交流電流は、周波数が高くなるほど 導体の表面を流れるという
<br>表皮効果(スキンエフェクト)の影響があることから、その表面積を拡大する手法として
<br>極細の素線を 何百本と撚ることで、高域インピーダンスの上昇を抑えようとする考え方がございます。
<br>オーディオクエストのビル・ロウ氏は このことに異論を唱えることになります。
<br>ある程度までの口径なら、表皮効果の悪影響は無視できることを立証した上で
<br>それより、多芯撚り線が構造的に持つ 導体間の不規則な電流の行き交いが歪の原因としました。
<br>この現象を「ストランド・ジャンプ」と呼び、後に 単線構造のケーブルの優位性が知られていくことになります。
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後年、DBS (Dielectric-Bias-System) と名付けられた 誘導体バイアスシステムで、電池を用いて 絶縁体に電圧を印加する
<br>ユニークな装備を開発、米国での特許を取得したシステムであることも、よく知られているところでございます。
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<br>AudioQuestは、一貫して 1mm または それ以下の小口径な単線(Solid)を用いたケーブル造りを行っており
<br>それらを一芯ずつ被覆絶縁した ハイパーリッツ(Hyper Litz)と呼ばれる構造を得意としており
<br>同時に 線間容量を抑えるような、独自の導体配置を採用し、螺旋状に撚り合わせる ヘリカル・アレイ(Helical・Array)
<br>機種によっては 反転螺旋撚り(カウンタースパイラル)や、異種口径の導体を併用するマルチゲージ構成なども採用し
<br>導体の種類や絶縁体の材質なども吟味しながら、幅広いラインナップを展開しております。
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単線を用いた音響用ケーブル自体、非常に数少ないわけですが、一般的である撚り線とは かなり異なった印象を受けると思います。
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国内でも、この「単線」を売りにしたメーカー(A???R???)が存在しますが、経験豊かで理論に裏打ちされたAQには及ばないと感じます。
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AudioQuest オーディオクエスト Type-8 独立/単線/8芯=W-Quad ハイパーリッツ
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<font color="#000000" face="Meiryo, osaka, Hiragino Kaku Gothic Pro W3, sans-serif">4種の異径導体=16/18/19/20AWG 鏡面銅材=PSC+LGC 2,5mペア</font>
<span style="COLOR: #000000;"> の出品です。</span>
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このシリーズは、Type-8 を筆頭に Type-6 や Type-4、Type-2などのラインナップがございました。
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当シリーズでの最高峰モデルで、贅沢な構造と秀逸な導体を採用した、AQの力作でした。
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8とか6、4とか2といった数字は 使われている導体の数量を示します。
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当出品物である Typeシリーズは 並行して発売されていた CVシリーズの
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DBS 非搭載ヴァージョンという言い方が最も適当かと思います。
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TypeシリーズとCVシリーズは、内部構造は同一で 差別化のため?に
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導体のグレードを少しだけ替えたスピーカーケーブルでございます。
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このTypeシリーズは現在も存続中で、海外では Type-5 / Type-9 / Type-9 DBS でのラインナップ。
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日本では未導入ですが、構造面でいうと(5も9も)Type-4の改良版にすぎず、内容的には魅力が乏しく感じます。
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その構造は 中心に天然素材の介在物を配して、その円周上に8本の導体をレイアウト。
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L/Rch毎に、円周上に交互に導体を配列した ヘリカルアレイ構造で、コンストラクションに拘った意図が伺えます
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片Chあたり、L/Rch毎に なんと4本づつを割り当てた ダブル クアッド = 8芯で構成されている上級版でございます。
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各素線とも、それぞれが絶縁されているオーディオクエストが得意とする ハイパーリッツ構造。
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16AWG/18AWG/19AWG/20AWG と口径の異なる 片chあたり=口径の異なる4種の単線を用いて構成されております。
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線径の異なる 4種の導体を用いる目的は、それぞれを受け持たせる周波数帯域を考慮してのことで
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低音域から高音域まで、ワイドレンジ且つフラットな再生を目的とした明確な意図が感じられます。
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更に正/負極での相互干渉を抑止する意味で、+側/-側 を交互に配列するといった念の入れようでございます。
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採用された導体は、同社の中でも最高の銅材である PSC(パーフェクト・サーフェイス・カッパー)と
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長粒状の結晶構造を持つ LGC(ロング・グレイン・カッパー)を併用。
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PSC=表皮効果によって、導体の表面を流れる音楽信号への影響を考え、極めて平滑で鏡面加工した材質
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LGC=信号伝達を妨げる銅の結晶粒界を著しく減少させた、長粒状の結晶構造を持っている導体
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それを理想的な空気絶縁に近づけるべく、発泡ポリエチレンを用いた配慮がなされました。
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<span style="COLOR: #5D5151;">両端のバナナ端子は、オーディオクエスト のオリジナル シルバー(銀)コンタクト仕様 </span>
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<span style="COLOR: #5D5151;">素材は一般的な真鍮材ではなく、材質に純銅を用いて、ニッケルやクロームなどの中間層が存在しないようにして </span>
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<span style="COLOR: #5D5151;">銀にドブつけして、分厚くメッキを施す ハンギング・シルバーが採用されました。</span>
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高貴なスタンスを貫き通す、オーディオクエストのテイストをご堪能いただけましたら幸いです。
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<font color="#000000" face="MS PGothic, sans-serif">使用に伴うキズやスレなどはございます。</font>
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<font color="#000000" face="MS PGothic, sans-serif">Lch側の片方、ケーブル長が短くなっており、端末付近のナイロンメッシュが解けております。</font>
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<font face="MS PGothic, sans-serif">見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載致しましたので、ご参照ください。</font>
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外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので
<br>見た目を重視される方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。
<br>中古のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い致します。
<br>実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが
<br>原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
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ヤフネコ宅急便にて、全国 送料無料で お届けいたします。
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包装・梱包は、リサイクル材を活用させていただきますので、ご了承願います。
<br>なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから
<br>当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。
<br>評価不要の方は、当方への評価も不要でございます。
<br>どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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